2016年10月30日

医療費の行方

2014年度の日本の医療費が公開されてますが、約40兆円。

日本のGDPが約500兆円ですから、稼いだお金の約10%を医療機関に支払っていることになります。

ちなみに、日本の医療関係者は

 医師   約29万人
 歯科医師 約10万人
 薬剤師  約27万人
 看護師  約92万人
 准看護師 約40万人
 その他  約74万人
 合計   約271万人
 (厚生労働省調べ H21.12.31現在)

とのことです。

単純に医療費を医療関係者数で割って、医療関係者一人当たりの医療費による収入を計算すると

 40兆円/271万人≒1500万円

となります。

実際には、光熱費や薬代、器具代などがあるので、そのまま個人の収入になるものではないとは思いますが、相当の費用が支払われていることがわかります。

ネットで検索すると、勤務医師の平均年収(厚生労働省調べ) 講師で700万円台、助教授で800万円台、教授で1000万円といわれています。 平均年収は:800〜1000万開業医になると平均で平均年収は1200万円〜2000万円台とのことです。

おそらく医師の年収は統計値からの平均値に近く、薬代や器具代の分が看護師さん等の分から差し引かれている感じと想像できそうです。

何を思ったかというと、医療費を削減する議論がありますが、薬代や器具代が変わらないとすると、医療関係者の年収が減るということです。

物価を上げることを政府も日銀も目指していますが、医療費を削減すると、医療関係者の年収が下がり、おそらく支出も抑えることになるので、物価を下げる要因となるのではないか、と思ったのです。

経済はすべてがつながっています。

無駄な税金、とよく言いますが、金は天下の回り物。誰かの収入となって、なんらかの支出に使われて日本経済がまわっているのです。無駄なんか無い、と思います。

結局できることは、税金をより日本経済が成長できる分野に割り振ること。もしくは、割り振ることで貯蓄ではなく市場にお金がまわるような方面に税金を割るふることでしょう。具体的には、介護関係や保育士関係の生活が苦しくて困っている分野に、関係者の収入アップにつながるように税金をまわすことです。

単純に税金の支出を減らすだけでは、日本経済は良くならないのではないか、と危惧します。







posted by VivaLifePlanning at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月15日

合気道

子供と一緒に合気道教室に通っています。

週1回、それも仕事が忙しくなると行けなくなったり、昇級を目指すという感じではなく楽しんでやっています。

合気道との出会いは、会社に入った新人教育のときでした。

私は大学時代にボディビルをやっていて、力には自信がありました。

新人教育で小柄な女性と同じ班となったのです。

確か大島へ行ってみんなでキャンプをした時だったと思いますが、何かの話でその女性が合気道を真剣にされている方だと知りました。そこで、その場の盛り上がりで、私に技が本当にかかるのか試してみることになったのです。

余裕で女性と握手したのですが、次の瞬間、私は跪いていて動くことができませんでした。

衝撃でした。

本当に驚いたのです。

テレビで合気道を見たことはありましたが、きっと決まった型があるものと想像していました。

しかし、そうではなかったのです。

学生時代に暴漢に絡まれたことがあり、そのときはその男の両肩を掴んだら相手は動けなくなったのですが、暴れまわって、どうしてよいかわからなかったことがありました。近くにいたトラックの運ちゃんが間に入ってくれて、解決したのですが、相手を殴ったり蹴ったりしてけがをさせることが怖くて、何もできなかったのです。

実は、高校時代の3年間は空手をやっていました。一応3年間頑張ってことを認めていただいて、黒帯まで登り詰めることができました。

実際にパンチやキックの威力を知っていることもあり、私のパンチやキックはそれほど強くはなかったですが、それでも使い方に悩んでしまうのです。

そんなこともあり、合気道は理想的な護身術ではないか、という思いが頭に焼き付いたのでした。

近くのショッピングセンターで合気道教室があることを知り、子供と参加したのが、もう5年前くらいでしょうか、そんな始まりでした。

本当に良い先生で、子供たちの気持ちを掴み、みんな楽しく強くなってゆく姿を見ると、良い出会いだったと思うことしきりです。

そんなにうまいわけではありませんが、楽しく長く続けられたらと思っています。



posted by VivaLifePlanning at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月09日

デフレではない

最近の週刊東洋経済の記事で、サイゼリア社長のコメントが心に響きました。


今はデフレなのではない。
デフレとは需要不足で供給過剰の状態のこと。
今は、給料が下がっており、購入金額のターゲットが変わっただけである。
低価格帯には需要がある。


なるほど、給料が下がったのなら物価が下がるのは仕方がないですね。

需要が減退したわけではないのです。だから、低価格品は良く売れる。

デフレ対策はもう不要というわけです。

物価を上げるには給料を上げるしかない。

有効求人倍率は着実に増えている。

それでも給料が上がらない。

なぜか?

きっと大企業が多く生き残っているからなんでしょうね。

日本の大企業では、正社員が残業代ももらわず、低い給料で、無限の責任を背負って働いています。

終身雇用が保証されなくなると、正社員の位置づけも変わってくるのでしょう。

派遣社員と正社員の賃金格差に含まれる、あいまいな無限の責任。

これを西欧並みに明確に契約書に規定するような文化が日本にも求められているように思います。

金融緩和より働き方の改革。

それが日本に求められている気がします。



posted by VivaLifePlanning at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月05日

目標

CFPになったものの、何も活動できない日々が続いています。

仕事が忙しいのです。

納期を1月に控え、どんどん忙しくなる一方です。

大きなプロジェクトなので、開発期間は約2年。

長いようですが、あっという間でした。

きっとこの仕事が終わったら、もう年齢も年齢ですから、仕事はフェードアウトの方向かな、とは思いつつあります。いつも今回が最後の仕事!と思って頑張っているんですが、なかなか最後になりません(-_-;)


FPとしての活動を徐々に始動するとして、何をやっていくか、最近ふつふつと頭の中に沸いてくることがあります。

もともとは講演会やセミナーで日本中を駆け回る姿をイメージしていました。今でも憧れています。

でも、私のトークのスペックが、とても講演会には向かないことを、仕事の中でしみじみ感じています。

こればかりは、私の特性なので、どうすることもできません。滑舌が悪く早口。最悪です。

そこで、本を執筆することと、ホームページを充実させること、さらに対面もしくはネットを通じた相談会の3本柱で進めてゆくつもりです。

本は、誰もが悩み正解が見つけにくい”保険”に焦点を当てたものにするつもりです。
といっても、私自身保険業界に身を置いているわけではないので、得意な数値分析で各保険を一律に評価できる指標を見つけ出して、簡単に保険を選択できるノウハウ本を書きたいと思っています。

乞うご期待!!



posted by VivaLifePlanning at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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