2018年06月16日

セネカの言葉

『哲学のなぐさみ』という本を読んでいます。とある図書館で、毎週少しずつ読み進めているのですが、新しい発見がありました。

ローマ時代の哲学者、セネカの言葉です。

ローマ時代、街なかは騒音に溢れていたそうです。トレーニングする人々のバーベルの音や大きな声、マッサージ屋の肩を叩く音、酔っぱらいやすりの逮捕、など。

自分自身に親愛感を持てない人たちは、それらの音は自分を苛立たせるためのものだと感じるそうです。

自分自身に親愛感を持てず、疎外感を感じるときに、何でもない出来事で笑い者にされているような感じを受けるそうです。

現代、運動会の音がうるさい、といった騒音が問題となることが多いですが、ご高齢の方がクレーマであるようです。

セネカの分析によると、彼らは自分自身に親愛感を持てない人たちであり、常日頃疎外感を感じているのでしょう。

根本的な解決法は、彼らを地域の輪の中にやさしく受け入れることなのでしょう。

孤独感、疎外感のない、誰もが居場所のある地域コミュニティを作ってゆくことが
ローマ時代から現代まで人類の抱えている課題ということです。

新しい発見でした。


posted by VivaLifePlanning at 16:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月09日

米朝会談に期待

6月12日の米朝会談。

歴史が動こうとしています。

きっと、何十年かたったとき、歴史の教科書には歴史の転換点として書かれることでしょう。

その結果がどうなるかは誰にもわかりませんが、それが歴史。

後で振り返れば、なぜあの時あんなことをしたのかと思うのでしょうが、先の見えない状況下では、トランプ大統領の行動は理にかなっているように感じています。

強大な軍事力を背景とした圧力と対話のかけひき。北朝鮮が核ミサイルの開発を進め、中国が軍事力増強を図る状況の中でアメリカがこのような戦略がとれるのは今しかないのでしょう。何もしなかったオバマ元大統領とは違って、活動的なトランプ大統領。危険な香りはしますが、私は嫌いではないですね。何もせずに後悔することはしたくない、と私も常日頃思っています。

安倍首相も、アメリカと同調しつつ拉致問題解決という信念は貫いており、頑張っているという印象です。

世界が平和な方向に進んでゆくよう、祈るばかりです。


posted by VivaLifePlanning at 02:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。