2018年09月08日

残された家族が何をすれば良いか(2)

前の記事では、葬儀代を捻出する方法を書きました。

無事葬儀が終わったあと、きっと相続人である奥さんと子供たちが集まって遺産分割協議を行なうことでしょう。

そういえば、未成年の子供たちはどのように遺産分割協議に臨むのでしょうか?


以下のサイトの関連する情報がありました。

神戸の相続に強い福田法律事務所 子どもが小さいまま配偶者が亡くなった(特別代理人)


実は、遺書があればスムーズにゆくようです。詳細は別にまとめようと思いますが、まずは家庭裁判所へもっていって検認をしてもらう必要があります。お墨付きがもらえれば、遺言のとおり相続の手続きを進めることになります。

遺言がない場合、どのように財産を分割して良いかわからない場合には、話し合いによって遺産を分ける遺産分割協議を開きます。

このとき未成年の子供は協議に参加することができないため代理人(特別代理人)が必要となります。そうでないと、遺産分割を家庭裁判所に請求したときに遺産分割協議の結果を取り消されることもあるようです。

では、誰を代理人にするか?実は誰でも良いそうです。ただし、奥さんは相続人なので代理人にはなれません。一般的には叔母、叔父といった相続権のない親族がなることを多いそうです。

未成年の子供が二人の場合、代理人も二人選ぶ必要があります。

代理人が決まったら、親権者である奥さんが子供の住所地を管轄する家庭裁判所へ特別代理人選任申立書を提出します。ちなみに、申し立てに必要な費用は、子供一人あたり800円だそうです。


結構手続きが煩雑ですね。相続に詳しい弁護士、税理士に相談した方が良いのかもしれません。

ちなみに、誰に相談すれば良いか、以下のサイトの情報がありました。

品川大田相続相談センター 相続相談、手続は誰に頼むべきか


以下が目安となるようです。


・相続財産が基礎控除以下 → 司法書士
・相続財産が基礎控除超  → 司法書士+税理士
・相続争いがある     → 司法書士+弁護士


相続は難しいですね。





posted by VivaLifePlanning at 21:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

残された家族が何をすれば良いか(1)

最近、大きな病気をしました。

腫瘍なんて自分には関係ないと思っていたのですが、実際自分の体にそれができて、ものすごい痛みを経験し、手術で取り出したことで、自分が死ぬということがとてもリアルに実感されるようになりました。

ふと思ったのが、残された家族が何をすれば良いかということです。

想像の中では私は死んでしまう方なので(笑)何も悩むことがありませんが、残された家族は初めての経験ですから右往左往悩みことが多いだろうと思ったのです。


よく聞くのは銀行の預金口座が凍結されて困るという話です。

以下のサイトに参考になる情報がありました。

税理士法人チェスター チェスターNEWS 相続発生後、銀行預金口座はいつ凍結されるのか?(2016/05/13)

まず、新聞のお悔やみ欄に名前が載るような有名人でない限り、相続人が残高証明書の取得と名義変更手続きのために銀行の窓口を訪問したときに、銀行は初めて相続開始の事実を知って預金口座を凍結するとのことです。

つまり、相続人が銀行窓口を訪問する前であれば、ATMで故人の預金口座からお金を引き出すことは可能なのです。ただし、すでに相続財産となっていますから、他の相続人に内緒で勝手に使うことはできません。葬儀費用などの出費で困った場合は、相続人同意に上でお金を使うことは可能ということです。

逆に、相続が開始する前に駆け込みで預金を引き出すことを税務署は問題視するようです。相続税の申告書には、相続開始時の預金金額を記載するので、税金逃れだと認識されるためです。


結構良い情報ですね。残された人が葬儀代で困ることがないことを祈るばかりです。


posted by VivaLifePlanning at 19:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月01日

反応しない練習

最近、学生時代からの友人のブログを見ていて、その流れで知った本です。



タイトルは、”ん?”という第一印象でしたが、内容はとても面白いものでした。

ざっくり言えば、仏陀の教えを宗教としてではなく心理学的な分析と捉えて、私を含めて現代人を悩ませる様々な悩み事への向き合い方を示している本です。

仏陀といえば、2000年以上も昔の人。しかし、その苦悩、そして苦悩の日々から導き出した生き方は現代でも全く同じだということに驚きました。人類の歴史は1万年といいますが、2000年程度は歴史的にはちょっとだけ昔ということなんですね。著者の原文の解釈と切り出し方がとても適切だからだと思いますが、仏陀の考えが良く理解できました。

人々の悩みごとは妄想であり、これに反応しないことで悩みがなくなるという。

私は現在50歳を超えていますが、40歳の頃に会社生活で深い悩みにさいなまれた時期がありました。連日の深夜残業、それでも減らない仕事。納期は迫り、客先や上司からのプレッシャーは厳しくなるが、上司から適切なアドバイスや助けはなく、また客先や会社上層部から責められても上司も誰も助けてくれない状況で、本当に追い込まれました。自信喪失。たぶん心を病んでいたのだと思います。たぶん、プライドが高くてなんでも自分で解決したいという当時の性格が災いしたものだと思います。口下手であることも一因かと。

そんな中、自分でたどり着いた方法がまさに反応しない生き方でした。自分に足りないものは追い求めない。自分ができることを全力で頑張る。周りの評価は気にしない。そして、自分のことは後回しにしてチームの誰かが困っていることに最優先で取り組む。そんなことを数年間続けるうちに、仕事がうまく回るようになり、窮地を乗り越え、プロジェクトを成功させることができました。

そんなわけで、読んでいて納得する部分がとても多かったです。すでに実践できているかな〜、と思うこともいくつかありました。

もっともっと人生を楽しむため、この本で読んだことを実践してゆきたいと思います。


posted by VivaLifePlanning at 18:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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